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2009年3月

2009年3月31日 (火)

ロバート・B・ライシュ

元米国クリントン政権の労働長官ロバート・B・ライシュの「勝者の代償(The future of Success)」と「暴走する資本主義(Supercapitalism)」という2冊の本を続けて読みました。

著者がニューエコノミーといい超資本主義というものが、まずは消費者である我々に多様な便益の選択肢を与え、消費者であるほど一般的ではないが投資家でもある我々に多様な投資回収の機会を提供してきた現実が語られます。次に同じニューエコノミーないし超資本主義が消費者・投資家であるとと同時に労働者でもある我々の雇用の安定と職業人としての成熟を阻害し、市民でもある我々からコミュニティとの結合と民主的な理想を奪ってきた現実が語られます。かつて民主主義を前提としていた資本主義が、超資本主義の段階に入って民主主義を浸食する結果をもたらしているというのです。米国の現実を踏まえた議論ではあるものの、これはヨーロッパにも日本にもすでに波及している事柄である。というのも、超資本主義の出現の契機はグローバル経済とIT技術の進展にあり、これは世界共通の状況だからです。

この本によって今の時代の一見バラバラないくつかの事実が1つのストーリーとしてつながったと思いました。去年の秋以降の経済環境の激変はいったん置くとしても、それまでは長期的に続いた好況の中でも働く人びとの給与は上がらなかったこと、この間に続いていた大企業グループの合併と再編、いわゆるバウンダリレス・キャリアの現実化、地方自治体の合併と一部自治体の破綻、故郷沼津だけでなく、およそ全ての地方都市で見られる駅前商店街の寂れよう、わが子達の長時間労働とそれに関連する医療現場の荒廃といったような事柄です。日本人の所得格差が広がり、かつての総中流社会が急速に格差社会化しているというようなことに、長いプロローグと長いエピローグがついて初めて全景が見えてきた印象でした。

「暴走する資本主義」でロバート・B・ライシュが提示している処方箋は、法人税の撤廃、訴訟主体としての法人格の否定などであり、そこには国境を易々と越えられる法人格は国境を越えられない民主主義の主体にはなり得ないという主張があるようです。同様の趣旨でCSR(企業の社会的責任)はまやかしになりがちで本当に求められる改革の障害でしかないともいっています。ただ、著者自身がいうようにそうした処方箋の前に消費者あるいは投資家としての我々の合理的な行動が、職業人あるいは市民としての不合理な現実をもたらしているという事実をしっかりと見ることが必要ではないかと思いました。個人が立つことと、それを支えるための政策が求められているということでもあります。

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2009年3月30日 (月)

顔合わせ

いよいよ今週から新学期稼働。新任の先生を迎えて顔合わせがありました。元荒川のサクラはようやく1分ですが、これから1週間で川原の風景は一気に華やぐことでしょう。

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2009年3月29日 (日)

伏姫桜ポタ

21日に東京のサクラが開花して1週間。普通なら今週末あたりで満開になるところですが、このところ寒の戻りがきつくて開花に大ブレーキがかかっているようです。それでも六義園のシダレザクラは満開というし、シダレザクラ系は見頃を迎えているものが多そう。市川真間の弘法寺の伏姫桜もそろそろ満開かということで、「川岸コース」から寄り道する形で伏姫桜を見てきました。荒川CRを南下して葛西臨海公園、江戸川右岸CRを経由して市川橋を渡り、真間山弘法寺に。昨日の読売新聞で紹介されたとかで、境内は結構な賑わい。それでも駅から徒歩ではやや遠いこともあって、穴場のスポットであることには変わりありません。南総里見八犬伝に因んで名づけられたこの桜。周りをぐるりと1周して樹齢400年というシダレザクラの元気な咲きぶりを堪能しました。その後は里見公園、江戸川左岸CR、新葛飾橋ときて水元公園。里見公園も水元公園もソメイヨシノの花見名所ですが、1~3分咲きといったところ。帰路は青戸から水戸街道・平和橋通りを通って。3時間のポタリングで昼前帰宅。距離55km。

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2009年3月28日 (土)

モオツァルト

CDで小林秀雄の談話を聞いて、本箱の後ろの段に隠れていた「無私の精神」(文藝春秋)を引っぱり出す気になりました。目当ては「モオツァルト」。電蓄とSPレコードと何冊かのスコアでモーツアルトを鑑賞した小林は、この小論で39、40、41番のシンフォニー、フィガロの結婚、ドン・ジョヴァンニ、コシ・ファン・トッテ、魔笛などのオペラ、弦楽カルテット「ハイドン・セット」、ト短調クインテットなどに触れ、ト短調クインテットのアレグロの譜面を挙げて「疾走するかなしみ」を語っています。私は「疾走するかなしみ」は、40番ト短調シンフォニーの冒頭部分の評語として理解していたので案外でした。年譜を見ると、この作品は昭和18年に着手され21年に発表されています。小林は18年12月から19年6月まで単身華中・華北を旅行してもいました。戦争末期と戦後の混乱期の行動と観照の生活。

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2009年3月27日 (金)

山桜花

小林秀雄の講演テープ(CD)を手に入れて拾い聴きしていたら、「山桜の美しさ」と(編集者によって)名づけられたトラックがあり、本居宣長の「敷島の大和心を人問はば朝日に匂う山桜花」の歌について語られていました。小林によれば今ではサクラといえば寿命の短いソメイヨシノに席巻されてしまっているが、吉野山に代表される山中に生育するヤマザクラこそが宣長が大和心のシンボルとして重視していたもので、宣長は自分の墓に山桜を植えることを遺言して死んだのだそうです。ちなみに本居宣長の時代にはソメイヨシノはまだ生み出されていませんでした。その後江戸染井村(現在の駒込)の植木職人によってオオシマザクラとエドヒガンザクラを交配して作られた園芸品種が吉野桜(ヤマザクラ)として売り出されていたが、明治になってそれはヤマザクラではないことが確認されソメイヨシノの名が定着したわけです。さらに受け売りを続ければソメイヨシノは実生では育たず、全ての木が1本のマザーツリーから挿し木によって増殖したクローン木なのだそうです。従って遺伝子の多様性がなく、それは一斉に開花して一斉に散るような特性をもたらすと同時に、病虫害に弱く寿命が短いという特徴にもつながるらしい。

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2009年3月26日 (木)

沼津御用邸記念公園

1週間遅れの墓参りに沼津へ。妻と娘と3人で3カ所のお墓を回ります。終わって実家の母を拾って静浦の海鮮食堂で海を見ながら食事。その腹ごなしにと帰りしな沼津御用邸記念公園に寄りました。昭和44年まで皇室の静養施設だったものが、今は公園として公開されているもの。ここにはポタリングの途中何度か来ていますが、有料観覧区域に入るのは実は初めて。西付属邸の中をぐるりと見学した後、東付属邸の園地を歩き、砂丘を登って海を眺めて帰ってきました。写真上は、西付属邸の廊下から吹き板ガラスのガラス戸越しに見た庭のソテツ。西付属邸の全てのガラスは吹き板ガラスで、気泡が入ったり厚さが不均等であったりするためにガラス越しに見る景色がシュールにゆがんで面白い。現在のような均質な板ガラスが大量生産される以前の貴重な手仕事の産物です。写真下は東付属邸園地の松林の中に作られたラッパスイセンの花壇。

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2009年3月25日 (水)

寒の戻り

冷たい雨の降る1日。明日は天候は回復するものの同様の気温という予報。日本海側には雪の天気マークが並びます。サクラ開花のブレーキとなるか。

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2009年3月24日 (火)

元荒川サクラ開花

大学に行ったついでに元荒川のサクラの開花状況をチェックします。北越谷小学校付近では、3~4本に1本ぐらいの割合で数輪の花を咲かせている状態。ここ元荒川両岸のソメイヨシノは昭和31年に地元商工会の手で植樹されたものといいます。樹齢50年強で比較的新しいわけですが、ソメイヨシノはヤマザクラやエドヒガンと違って寿命が短く、寿命60年説というのもあるぐらいですから、それが本当だとすればここのサクラはもう最盛期かそれを越した時期を迎えていることになります。千鳥ヶ淵のソメイヨシノも同じような樹齢。日本のサクラの名所は、それがソメイヨシノである限り似たような状況で、10年以内に世代交代の危機を迎えることになるのかもしれません。

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2009年3月23日 (月)

日本亭

JR新橋駅のB1F改札と都営地下鉄浅草線の新橋駅、そして新橋駅前ビルの地下1階をつなぐ地下道に作られた地下街が「しんちか」です。私が新入社員の頃からある老舗地下街で、汐留シオサイトができて東新橋方面に巨大な地下モールができた後も改札至近の地の利を活かして頑張っています。ただし、ここも店舗の入れ替わりは激しく、なじみの店が店じまいすることは日常茶飯。そんな中で新入社員時代以来時折お世話になっていた立ち食い蕎麦屋にJR改札前のその名も日本亭がありました。今日も夜の会議に備えて天ソバ1杯と思って行ったら、あらら無い。いつの間にかとなりのコーヒーショップの一部になってしまっている。最近はラテンアメリカ系のねえさん2人でやっていて葱の刻み方もいまひとつ。汁の味もずいぶん落ちていたので惜しまれる名店とはとても言えませんが、なじみの店だったのでちょっと淋しい気分になりました。

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2009年3月22日 (日)

お葬式

目まぐるしく変わる天気です。春に3日の晴れなしといいますが、3日どころか晴が2日も続かないこのところの天気。今日は雨と風。明日は晴。そのあとまた雨の予報。今週後半には晴れが続いて週末はお花見日和とのことです。さて当たるかどうか。あやしい空模様の下、三鷹で親戚のお葬式がありました。母の末弟、私と年が12歳しか違わないS叔父の突然の死。一応の成功はしたものの、話を聞いていると本人としてはやり残したことも多かったようです。無常迅速。早ければあと10年、平均的にはあと20年、どんなに長くてもあと30年と思う我が命。早ければあと10年を今日この目で見てしまったような・・・

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2009年3月21日 (土)

サクラサク

そろそろ東京のサクラも開花かと、都心部のサクラ名所を偵察に出かけます。蔵前橋通りから浅草通りを通って隅田公園に。桜橋を渡って隅田川の両岸を流します。こちらのソメイヨシノはまだかたい蕾で見た限りではまだ一輪の開花もなし。浅草通りに戻って上野公園。ここでは咲き始めた木がいくつか。上野桜木町を通って谷中墓地に。ここにも開花しているものが2~3本。言問通りから本郷通りに出、東富坂を下って白山通りをちょっと走り、外堀通りから市ヶ谷見附を経て外堀公園。ここでは幹から咲き出した数輪を発見。そして靖国通りから靖国神社。咲き始めた標本木の周りはカメラの砲列(のような放列)でした。新装なった千鳥ヶ淵公園を自転車を押して歩き、靖国通りに戻っていつもの道を帰宅。帰ってからニュースを見れば、東京のサクラの開花宣言が昼前に出たというので、靖国神社のカメラマンの皆さんは証拠の瞬間に立ち会えたということになるでしょう。2~3日中に多くの木が咲き始め、咲き始めから1週間で満開です。写真上は靖国神社の標本木の周り。写真下は外堀公園のサクラ。

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2009年3月20日 (金)

片づけ

午前中雨。前線が通過した後空気が入れ替わって気温は平年並みに低くなったようです。終日自宅で娘の引っ越し後の片づけと、引きずっていた某仕事の片づけ。時々WBCのTV中継も見ながら。

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2009年3月19日 (木)

カウントダウン

久しぶりに日比谷に行ったついでに日比谷公園のサクラの状況を偵察します。ソメイヨシノより少し早くオオシマザクラのような白い花を咲かせる第2花壇横のアマギヨシノはまだ蕾。鶴の噴水の池のソメイヨシノ(写真上)もまだ蕾でしたが、第1花壇のソメイヨシノ(写真中)は開花多数。靖国神社の標本木がこれくらい咲けば東京にも開花宣言が出るのでしょう。ということでカウントダウンが始まったといってもよろしいかと。昼過ぎの新橋駅SL広場の電光気温表示は23℃でした。写真下は日比谷公会堂横のハクモクレン。こちらは満開直前。

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2009年3月18日 (水)

移動しない移動高

連日天気図の貼り付けというのも芸がない話ですが、大きな移動高の超スローな東進の証拠ということで。今日の東京の最高気温は21℃。最高気温が25℃を超えて夏日となった地域もあったようです。昨日より今日のほうが気温が高く、また今日より明日のほうが気温が高いという予報。そんな折り娘の引っ越し荷物が届いて、狭い自宅の中も見知らぬ家具や段ボール箱でなおさら暑苦しい状態です。

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2009年3月17日 (火)

彼岸入り

最高気温が18℃と、5月の気候の彼岸入りとなりました。日本の南海上に根をはったような移動高は夏の太平洋高気圧さながら。自宅作業日なので、昼休みに近場のポタでもと思っていたのですが、南風が強そうなのでやめて真面目にto doリストをこなしました。明日はもっと気温が上がる予報。

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2009年3月16日 (月)

国士越

<3月15日の記録>
前日の台風並みの低気圧が去り、南よりの移動高が春うららの陽気を運んできた中伊豆。沼津の実家を起点に国士越(国士峠)のパスハン・ポタに出かけます。このコースは6年前にほぼ同じコースを走ったことがあります。その時は湯ヶ島近辺の道のイメージがあまりなく、わかりやすい国道(136号、414号)を走ったために、湯ヶ島温泉の核心部は通り越してしまったのでした。後になってそれを知り、いつかチャンスがあれば今度こそと思っていたのです。アプローチは狩野川下流・中流の堤防上のサイクリングロード。先日も使った狩野川記念公園か湯ヶ島の天城温泉会館に車をデポして周回すれば行程は半分になります。しかし、思い切り開放的な堤防の天端の道は、風が静穏な今日のような日にこそ走るべきでしょう。おそらく同じ思いの多くのサイクリストを見かけました。気分良くペダルが回り、国士越は意外なほどあっさり越えてしまった印象。6時に実家を出て11時半に帰着。距離は83kmでした。写真は筏場(上)と貴僧坊(下)の山葵田。

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2009年3月14日 (土)

大風

朝から大風です。発達しながら日本海を北東に進んでいる低気圧とそこから延びる寒冷前線の影響で東海から関東、東北にかけて暴風雨。低気圧の中心気圧は980ヘクトパスカルで台風並みです。用事があって出かける妻と娘を駅まで送っていったら、総武線は快速も緩行線も止まっており、急遽錦糸町の東京メトロ線まで行ってきました。京葉線、内房線、外房線、常磐線と海寄りに走る各線は全部止まっているらしい。私もこれから沼津まで車で行こうと思っているのですが、昼頃まで風が収まるのを待つことにします。

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2009年3月13日 (金)

ブルートレイン

帰宅途中の車の中でラジオをつけたら、東京駅18:03発寝台特急富士・はやぶさが出発する様子を実況で伝えていました(NHK第1放送、NHKテレビの夜7時のニュースでも取り上げていた)。ラジオから聞こえるのは「ありがとう!」「がんばれよ!」の声、声、声。東京から九州に向かうブルートレインが14日のJRダイヤ改正で姿を消す。その最終便だったというわけです。電気機関車に牽引された富士6両、はやぶさ6両計12両編成の列車は門司で切り離され、富士は大分に、はやぶさは熊本にそれぞれ17時間以上かけて向かいます。時間でも運賃でも利便性でも他の交通手段に負けてしまった。でもJRには夜汽車の旅のプロセスの豊かさをもっとPRして欲しかったと、番組に登場していた柳田邦男さんは言っていました。定員320人の富士・はやぶさの乗車率は40%まで落ちていたそうです。私は富士にもはやぶさにも乗ったことがありません。寝台特急といえば東北新幹線開通前の盛岡まで「ゆうづる」で何度か出張した思い出がありますが、当時夜行で行って日中仕事をしてまた夜行で帰るという強行軍が何ともなかったのは、ただただ若かったせいでしょう。ビジネス出張に夜行は辛いです。でも鉄道の旅はビジネスのためだけではないはず、というのが柳田さんの主張ですし、それもまたわからなくはないのです。

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2009年3月12日 (木)

入間大橋まで

今日は平日オフ。天気がいいので、少し長めに走ってみようと荒川CRを漕ぎ出します。天気予報の風速表示は日中は北西の風2~3mということでしたが、河川敷では7~8mはあろうかという強い風。土手脇の工場の煙突からは煙が水平になって流れています。いつか江戸川CRで経験したような、全然前に進まないような風ではないものの、手元のスピード計が20km/時を超えることがほとんどありません。朝霞水門は工事中通行止め。左手に土手を下りて迂回します。目論見としては荒川大橋往復160kmだったのですが、結局入間大橋で引き返すことにしました。帰りは追い風につきコンスタントに30km/時を超すペース。往復98km。下写真は上江橋から入間大橋の間で見た土手のナノハナ。左右はゴルフ場。この写真には写っていませんが、河川敷のヤナギの芽吹きがきれいでした。

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2009年3月11日 (水)

卒業アルバム

今年の4年生の卒業アルバムが納品されました。ゼミごとの写真入り寄せ書き集のようなものです。個人のポートレート写真や名前などがいっさいないのが今風なのでしょうか。

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2009年3月10日 (火)

宮大工の真実

1995年に亡くなった宮大工の棟梁西岡常一さんの生前の談話録音(CD)を聴いています。草思社から10巻本で出ているもの。今風に言えば、市場のないところで使命(のようなもの)に生きる苦しさと心意気がじんわり伝わってくるいい話が多いです。天職という言葉がありますが、天職だからといって世に受け容れられるとは限りません。西岡棟梁は、晩年マスコミにもてはやされながらも、宮大工が時代違いの職業であることを痛切に感じていたことでしょう。と同時に、木を用いて1000年永らえる建造物をつくる伝統に連なっていることに無上の喜びを感じていたことでもありましょう。話を聴きながら、昨年の今頃訪れた薬師寺の白鳳伽藍の印象が少し変わったように思えました。

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2009年3月 9日 (月)

サイクリングガイド

仕事の帰りに品川の本屋をのぞいていて、ふと目にとまったサイクリングガイド。NHK教育「趣味悠々・中高年のための自転車生活入門」でもおなじみの丹羽隆志さんの最新の(おそらく。2009年3月25日発行と奥書にあるからまだ出版前!)サイクリングガイドブックです。小型本にしては定価1700円は高いけれど、ためらうことなく買いました。「日本ベストサイクリングコース10」というタイトルには、異存のある向きも多いかと思われますが、例えば「北海道大陸で日本最北端を目指す」というコースは旭川から宗谷岬まで330.6km、「八甲田・下北半島大周遊」は青森から大間崎まで257.3km、そして「本州縦断!東京湾から日本海へ」は、葛西臨海公園から直江津まで347.0kmといった塩梅の長大なコースが北海道から沖縄まで計10本紹介されています。東京-糸魚川ファストランとか、東京-直江津Coast to Coastとか、自転車雑誌によく掲載される長距離ライドは、1人でも行ってみたいと思うものの、クラブに所属しない初心者には雑誌記事だけでは情報不足。憧れはあっても実走は躊躇していたところですが、このガイドブックはそんな場合に欲しい情報を必要十分に提供してくれているように思いました。私にとってはまさに「待ってました!」だったのです。しかもこの本、表紙をよく見れば「vol.1」とあって続刊が予定されているようです。本書のタイトルに異存のある人が丹羽さんに話を持ち込むと、それが続編の中に反映されるという仕掛けでもあるのでしょうか。いずれにしてもAmazonだけで用を足さず、本屋をのぞいて見ることも重要だと再認識した次第です。

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2009年3月 8日 (日)

季節はずれの大掃除

数年ぶりに娘が自宅に戻ってくることになり、ただでさえ狭い陋屋に娘の荷物が運び込まれることになりました。荷物の一部は先日借りたコンテナスペースに一時入れておくつもりですが、自宅に置いておかなければならないものもある。そこで、この際自宅の荷物を整理して捨てるものとコンテナに引っ越し荷物と一緒に入れるものとを分別して自宅内の荷物を減らす算段をすることになりました。今日がその手始めで、季節はずれの大掃除。結婚以来3回引っ越しをしています。そのたびにたくさんのがらくたを捨ててきているつもりだったのに、捨てるつもりで整理すると出てくるわ出てくるわ。あと何日かかることやら。

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2009年3月 7日 (土)

理由

今日の会議のテーマは卒業審査。学生が卒業できない/しない理由を聞きながら、私自身が大学に5年通って卒業し、社会人大学院に5年通って修了できなかった理由を考えました。

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2009年3月 6日 (金)

日替わり天気

天気が長持ちしません。昨日好天をもたらした移動高は足早に去っていって、今日は2つ玉低気圧による強雨。明日はまた移動高で好天。明後日はまた雨という予報です。明日はまたポタリング日和になりそうですが、仕事で重要な会議が入り毎度遊んでもいられません。

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2009年3月 5日 (木)

葛西臨海公園ポタリング

午前中時間があるとなると、じっとしていられない好天気。ミニポタで葛西臨海公園に向かいます。昨夜の雨で洗われた空気。水蒸気が多いのかやや白っぽい空の色です。荒川右岸CRを新砂の起点(0KM地点)まで行って少し戻り清砂大橋に。清砂大橋東詰から堤防上を葛西臨海公園に向かう一本道は工事が入っていて、堤防下を迂回。このところ荒川といい、江戸川といい至るところで堤防工事が行われているのは年度末に向けての突貫工事なのでしょうか。葛西臨海公園内は閑散としていて、人といえば野鳥園にフィールドスコープを抱えたバードウォッチャーが多少目立つ程度。大観覧車の下のナノハナ畑はようやく咲き始めたばかりという状態で、咲き残りのウメ以外は花も目立つものがありません。しかし、地面を子細に見ると、セリ、ナズナ、ホトケノザなど春の七草を含めて野草の花が結構見られます。帰りは葛西橋の途中から中川堤防の舗装路を通って平井大橋まで。距離は31kmでした。写真(上)は展望広場に咲き始めたナノハナ。写真(下)は同じ場所のホトケノザ。

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2009年3月 4日 (水)

ピンクのアセビ

近所の公園のアセビ。雨に濡れています。春の山では白い花をつけたアセビをよく見ますが、これはピンク色。アセビはアシビともいい、漢字では馬酔木と書くようにこれを食べた動物は運動神経に変調をきたすようです。それを経験的に(あるいは先天的に)知っている多くの草食哺乳類はアセビを食べ残すために、草食哺乳類が多い場所ではアセビが目立って多くなることがあるとか。例えば(シカが多い)奈良公園がその例とウィキペディア(Wikipedia)では説明されていました。確かに近年シカの食害がひどい奥多摩のヤブ尾根の林床にはアセビが多かったような気がします。

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2009年3月 3日 (火)

雛飾り

娘が自宅を出て1人暮らしを始めて以来、雛飾りは天井裏の収納スペースに入ったきり。今年は久しぶりに虫干しを兼ねて飾ろうかなどと言っていたのが、当の娘の周辺にいろいろあってそれどころではないうちに当日になってしまいました。今日3月3日は、娘の誕生日でもあります。しかも大台。帰ってきた娘に妻は「あなたの歳には私は2人目(弟)を生んでいた」と言って婚活へのプレッシャーをかけています。

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2009年3月 2日 (月)

昼休みの土手

青空を見るのは本当に久しぶり。北風が強く気温も低めですが、昼休みに元荒川の土手を歩きます。空を広く見せている冬枯れの梢も、あとひと月もすれば満開のサクラに彩られ、この河川敷には新入生が集うことでしょう。足元にはオオイヌノフグリの青紫色の釦のような花が光ります。

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2009年3月 1日 (日)

メジロ

近所に買い物に出かけた帰り。近くの団地の庭に咲いたウメを見ていたらメジロが花から花へ飛び移りながらさかんに蜜を吸っている光景に出会いました。あわててコンデジを取り出して何枚かズームで撮ったものの、ご覧の通りのピンぼけ。望遠では手ぶれ防止機構も限界です。ただピンぼけ写真でも目のまわりが名前の通り白いのがわかります。最近まで私はこの鳥がウグイスだとばかり思っていました。梅に鶯というのは幼少時に花札で目にして以来、パターン化した図柄として私のイメージに定着し、この時期梅の花の蜜を吸う鶯色の鳥は間違いなくウグイスだと思っていたのです。実際はウグイスは鶯色ではなく褐色の羽色をしていて、警戒心が強いために滅多に人の前に姿を現すことはなく、しかも虫が好物で花の蜜はあまり吸わないそうです。だから、花札の梅に鶯の図に描かれた鳥はウグイスである確率は低く、実景として存在するのは梅にメジロのはずと複数のサイトに説明されていました。ウグイスの美声と梅の花は季節的にも確かによい取り合わせですが、そうした想像上の光景が早春の典型的なシーンの一つとして誤解されつつ定着していったということでしょうか。自然は芸術を模倣する・・・か。

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