オロセ尾根とタワ尾根
今日も俳句歳時記ネタから。今日は八十八夜。晩春の季語となっています。昨日(5月1日)のメーデーが初夏、今日(5月2日)の八十八夜が晩春と逆転しています。もとより季節は暦日で決まるものではありませんから不思議はないわけですが。
鎌さげて八十八夜の山あるき 阿部みどり女
私も山に行ってきました。行き先は奥多摩日原周辺の尾根道。
日原に入るのは久しぶりです。孫惣谷林道からオロセ尾根を登ってタワ尾根下半分を下るルート。登山地図にはないバリエーションルートですが、私は3年前の秋に続いて2度目。孫惣谷林道は天祖山の石灰を採掘している奥多摩工業の私道なのでお目こぼしをいただきながら歩く格好。そこからタワ尾根に突き上げるオロセ尾根も歩く人は少ないでしょう。一方、タワ尾根はその紅葉の素晴らしさが評判になって最近では歩く人が増え、もはやバリエーションコースとは言えないかもしれません。時期は新緑。都会の緑も目にやさしいおり、山の緑に心身共に染まろうという企画。自転車は使わず山支度です。天気がよく、乾いた涼しい風も心地よく最高の山日和となりました。ただ、惜しむらくは人形山下のミズナラの巨木への分岐に気づかず下ってしまったこと。ミツバツツジや林床の花に気をとられているうちに分岐を見逃してしまったようです。→メインサイト記事
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コメント
オロセとかオロセーという地名は日原の奥にもう1カ所あると記憶しています。たしかオロセー休ん場。天祖山の南裾を巻く日原側林道にあったと思います。
この辺りで荷物を下ろして休もうかと言った場所でしょうか?
今日も休日出勤ですが、昨日は本当に久しぶりに奥多摩に出かけました。とは言っても初心者ハイキングコースの高水三山。あまりに楽なコースですが、仕事続きで体力の衰えている身には適度なコース。緑の風を受けて少しはリフレッシュしてきました。
ところで、私の中学時代の理科の教師で、日原の植物に詳しい人がおり、健在なら80歳代後半でしょうが、以前ネットでその先生の記事を見た記憶があります。
先生の名は飯泉先生。
現在の徳島県知事と名字が同じですが、お顔も少し似ていたような。
投稿: デオクレ | 2009年5月 4日 (月) 12時34分
ネットでちょっと調べてみました。飯泉優先生です。昭和63年に府中五中の校長を退任していますから、年代的にも符合します。
山と渓谷社から「草木帖」という本を出版されているようです。天祖山の自然破壊(奥多摩工業による)を憂いていらっしゃったのを覚えています。年齢は80歳代後半ではなく前半かも知れません。昔の先生は中学生から見ると老けて見えましたから。
投稿: デオクレ | 2009年5月 4日 (月) 12時56分
天祖山が「不遇の山」であったり、タワ尾根を歩く人が少なかったりする理由の1つは奥多摩工業の石灰鉱山のせいでしょうね。平日この方面を歩くと発破の音やガラガラと岩を運ぶ音がかすかに聞こえるし、タワ尾根上部に至れば、その採掘現場の様子が見えてしまうのですから、何よりも自然の雰囲気を尊重する多くの登山者にとっては興ざめなこと甚だしいわけです。ま、それによってこの山域はオーバーユースから免れているというメリットを挙げる人は少数派でしょう。今回は連休中につき、鉱山は操業していないようで、孫惣谷林道(マゴソ谷:これも変わった名前です)を往復する作業車もないようでした。
投稿: Ben | 2009年5月 4日 (月) 16時27分